ISOマネジメントシステムを運用し「なぜなぜ分析」等で判明した問題が最終的に「人（ひと）」に絡む原因に帰着する場合、従来の「問題解決」の手法で議論を進めると責任の所在を追求するに留まり、当事者のやる気が損なわれ、問題の「根本的な解決」にたどりつかないというケースが少なくありませんでした。本コースは、「解決志向」アプローチ(注)を学び、それを職場内で実践することで、スタッフの改善意欲の向上を図り、品質・環境マネジメントシステムの改善を目指していくコースです。　

(注)解決志向アプローチの最大の特徴は、「問題やその原因、改善すべき点」を追求するのではなく、解決に役に立つ「リソース＝資産（能力、強さ、可能性等）」に焦点を当て、それを有効に活用することにあります。「何がいけないのだろう？」と考える代わりに「自分が望む未来を手に入れるために、何が必要なのだろう？何が出来るのだろう？どうやったら出来るのだろう？」と考え、一緒に解決を創り上げていきます。（出典：（一社）日本臨床心理士会のHP）

管理職の方、ISO管理責任者およびISO事務局の方

研修プログラム：

• 問題志向と解決志向の違い解説
• 解決志向を品質マネジメントの問題に活用するケーススタディ
• 解決志向を環境マネジメントの問題に活用するケーススタディ
• 自社における解決志向活用を検討

• 人に話す時に問題志向で尋ねるとネガティブな答えが返ってくるが、解決志向だとポジティブな答えが返ってくるということが、一番印象的に学べて良かった。
• 馴染みのないテーマだったが、品質に限らずいろいろな場面で使えると感じた。
• 昨今ハラスメントに対する問題が大きくなってきており、そうした現状に合った内容だと思いました。追求ではない考え方、肯定してあげるというところが良いと思います。
• ケースタディでの協議で、グループ内の方からいろいろな考え方を聞くことが出来て良かった。

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【受講について】
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〇　オンラインセミナーの参加リンク、パスコードは開講2週間前ごろにメールでお送りいたします。
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